CSSが何の略か、は今回も置いておきます。
HTMLは要素の配置ですが、更にデザインを再現させるのがCSSの役割です。
紙に限らず、WEBでもデザイン優先です。
もちろん状況によってできないことはあります。ECサイトなどは特に制限が大きいです。
でもせっかく趣味のサイトなんだから、入れたいことを盛り込みましょう。
仕事じゃないんだから、作ってて楽しいのが一番。
やりたいデザインを実現するためには、CSSを理解するのが大事です。
基本の書き方
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header {width:960px} |
反映させたい箇所(セレクタ) {要素(プロパティ):その内容(値)}
です。
基本はたったこれだけ。
書く場所は3通りです。
1.専用ファイルを作成して、htmlを読み込ませる。
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<link rel="stylesheet" type="text/css" href="css/style.css"> |
どのページにも適用させたい、別にまとめたいものはこのやり方です。
ヘッダーやフッター、基本のレイアウトなど。
複数読み込ませることも出来ます。
その場合、上から順次適用されていきます。
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@charset "UTF-8"; |
外部ファイルを使用するときは、htmlと同様に1行目に文字コードの宣言を入れておきます。
2.htmlと同じページのhead内に書き込む。
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<style type="text/css"> header {width:960px} </style> |
そのページ内での独自のCSSのときに使用します。
1.よりも優先順位が高くなります。
3.適用させたい箇所に直接書く。
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<header style="width:960px;"> |
特定の箇所のみ適用させたい時に使用します。
1.2.よりも優先順位が高くなります。
優先順位が高くなるほど汎用性は低くなります。
CSSをリセットする
実際にCSSを書く前に、サンプルをよく見てみましょう。
→トップのサンプル
微妙に隙間があったり、色が指定されています。
これはブラウザが「見やすいように」気を利かせてくれているからです。
ですが、自分で設定する場合はこれが邪魔をしてきます。
そのために、現在ブラウザで指定されているスタイルを全てリセットしてしまいます。
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@charset "UTF-8"; body,header,footer,section,div,p,a,dl,dt,dd,ul,ol,li,h1,h2,h3,h4,h5,h6,table,tr,th,td,figure,img{ margin:0; padding:0; border:0; vertical-align: bottom; } body { font-size: 16px; line-height: 1; } ol,ul { list-style: none; } |
本当はもっとあったほうが良いのですが、いったんこれだけで。
リセットCSSは色々作ってくれている人がいるので、そちらを借りることも出来ます。
reset css とかで検索すると色々出てきます。
慣れてきたら自分でカスタマイズしましょう。
きっちり詰め詰めになりました。
次回はデザインに合わせてCSSを書いていきます。
<!importantを使うとき>
そんなときは!importantを使います。
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header {width:960px !important} |
ただ、基本的には使わないほうが無難です。
色んな所で使った挙句、何が原因かわからない…ということになるからです。