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※ただいま改装中のため見づらいうえ整合性ゼロです
歴代王 | 歴代神子 | 両者の関係 | |
---|---|---|---|
初代 | ヴァロイ | ネフィ | 夫婦 |
2代 | エルス | コブナック | 兄弟 |
3代 | セプス | タレン | 兄弟 |
4代 | ハル | ラビム | 従兄弟 |
5代 | ルゥ | アリエ | 又従兄弟 |
6代 | レンディス | クナ | 三従兄弟 |
7代 | カディン | ニコラス | 遠縁 |
8代 | アンティオド | シェリ | 親子 |
9代 | フィー | 本人 | |
10代 | アブル | ウート | 遠縁 |
11代 | ダイラット | ケルティン | 義兄弟 |
12代 | エトリック | ローリス | 従兄弟 |
13代 | イルシュ | フォルン | 又従兄弟 |
14代 | ヴェオダン | アロヴィット | 三従兄弟 |
15代 | ルバル | ゼパイト | 遠縁 |
16代 | アラセント | 本人 | |
17代 | イファル | レマノ | 親子 |
生没年278~342/在位年317~342(25)
名前の意味:勇猛の士/称号:継王
古神聖カシェル王国において、戦の天才と讃えられた将。微禄の身ながら数々の戦功によって身を立て、神聖王国の分裂の際には最も多くの支持者を得、テルミナ王朝を打ち立てた。これは彼自身が勇猛な将であり、妻であるネフィ・ティアビルの神託(神女ネフィの欄で詳解)と、神聖王国の王の血統である彼女を守り補佐する立場だと表明したことが大きかったと言える。
彼はあくまで「神聖王国の正当なる後継者」として立ち上がったため、多くの支持者を得た。より高位の正当後継者が現れれば座を譲るとしたものの、多くの皇子・皇女たちは戦や病によって倒れ、彼の晩年まで現れることはなかった。このため彼の諮号も「継」の字が使われている。
テルミナ王朝を打ちたてた後も、彼は天才の名にふさわしく多くの戦を勝ち抜き、テルミナ王朝の礎を気付いた。
・カリスマ性は高い。男が惚れる男。
・実際は纂奪者。勝てば官軍。
・妻子への愛はあっても伝わらない。
生没年315~360/在位年342~360(18)
名前の意味:肉体/称号:創王
ヴァロイ王の末子ではあったが、長兄・コブナックが神子の系統を継ぎ、次兄・メンディの死により、彼の血統が王を名乗ることとなった。
だが彼自身は王権を兄へ帰すべきと考え、彼は死に際し王権をコブナックの長男へ譲渡し、コブナックも長男と2代の娘との結婚を条件に承諾した。
彼は2代目の王として優秀であり、父王によって築かれた王朝を保持することに努めた。
・兄姉大好きな弟らしい子。
・故に、次兄が死に自分が王位を継ぐことに疑問を覚える。
・そこに深い意味があるとは考えない。あまり頭はよろしくない。
・悪人ではないが。
生没年340~381/在位年360~381(21)
名前の意味:尊重/称号:和王
先王エルスの意志により、本来継ぐはずでなかった王位をエルスの娘サリトゥ(潤沢の意)と婚姻することで得る。
実姉である神女・タレンと非常に仲が良く、その治世によりテルミナに平和な時代を与えた。
・姉ちゃん大好きすぎて、色々と破綻させた人。
・自分の罪深さに気付くことはなかった。
生没年361~412/在位年381~412(31)
名前の意味:鋭敏/称号:翔王
長子家(コブナックの家系)と末子家(エルスの家系)の架け橋として生まれた。
母サリトゥが病のため、幼い頃より伯母であるタレンに養育される。
また従姉であるラビムが生まれたばかりの子を残して亡くなったため、その子を手元で養育する。
精力的に産業開発を奨励し、国力向上の基礎を築いた。
・父の自制心が強かったバージョン。
・どちらにせよ正妃が不憫なことに変わりはない。
生没年384~418/在位年412~418(6)
名前の意味:深淵/称号:堅王
父の後を継いだ政策を行ったが、積極性はあまりなかった堅実な王。
だが子どもが出来ず、早くに病に倒れ、病床にてエルス王の家系から次王を選ぶ。
・何かぱっとしない人。
・可もなく不可もなく。
生没年404~458/在位年418~453(35)
名前の意味:親和/称号:優王
思いやりの深い王で、正妃が子を宿したまま死亡してしばらく正妃を置かなかった。だが当時の神子クナが事故により子を作れなかったため、エルスの直系の娘を娶り、5人の子を授かる。
当時頻発した他国の侵略に、和をもって防いでいたが、それが彼の死により瓦解したことにより賛否両論ある。
・力が正義とは思わない穏健派。
・問題はそれが一枚岩だったこと。
・生まれた子どもを愛せなかったのが弊害を産み、それに終生苦しむ。
生没年422~456/在位年453~456(3)
名前の意味:光輝/称号:戦王
前王とは真逆の過激派。
版図を広げることに執着し、内政はあまり顧みなかった。
7代神子ニコラスの意向により、本来王位を継ぐべきである2代王の末孫と結婚する。
これはニコラスが病弱で子を作れないだろうと言われたため、「紫の瞳」を得るためにと議会が提案した故である。
これは6代神子の事故以降、予言が減少したことを危惧し、より濃い血を求めて神託を欲したことによる。
しかし戦場にて死亡し、子を得ることは無かった。
・色々歪んじゃったあげく父とは逆路線。
・議会が幅を一番きかせてた頃。
生没年438~476/在位年456~476(20)
名前の意味:礎/称号:慎王
方針を前々王に戻し、国力の増強に努めた。
特に農業・牧畜に対して熱心であり、治水などにも心を配った。
熱心に版図を広げることは無かったが、少しずつ他国の領土を削り取ることに長けていた。
国民からの人気は主に娘である神子(8代シェリ)に傾いていたが、むしろそれを良しとしていた。
シェリの死後、政治関連も妹神子・フィーに任せることが増えたため、彼の死後、王の地位もフィーに渡すことになっても反対するものは無かったという。
・子ども大好きお父さん。
・そのせいでちょっと判断がおかしかったりする。
・王としては良い。その責任感が強かったために、子どもに不遇を強いたことを死の間際まで後悔しただろう。
生没年463~524/在位年【王】476~495(19)【神子】475~500,503~524(46)
名前の意味:贈り物/称号:神王
唯一の女王にして、初の神王の称号を得た王。もともと病弱でその存在を国民に隠されたほどであったが、姉の死後、「紫の瞳」を発現。病を克服し、悲しみに打ち沈んだ王国を建て直した。
それは意識の問題だけではなく、その治世は永く及び、最も平和な時代を築いたと言われる。
一度神子の座を退いたが、次代の神子が早死にしたため、再び復帰している。
・死後に発現したのは嘘。病弱も嘘。
・不遇ではあり、多くの人を恨んでいたが、姉によりその恨みを取り払われ、彼女の成すべき道をひた走る。
・優秀でもあり、周りのサポートを迷わず受け、多くの声を聞いたことがそれに繋がっている。
・ヴァロイの望んだ政治に最も近づけたのは彼女。
・貧乳。
生没年477~524/在位年495~524(29)
名前の意味:勇気/称号:綾王
コブナックの直系でありながら4代にして紫の瞳を持たなかった父が女王フィーに懇願して行った神託結儀により生まれたが、彼もまた紫の瞳ではなかった。
だが女王フィーは彼を王としての後継に選び、彼もそれに応え、優れた治世を行った。
彼は死に際し王権を王系に返し、数代後に彼の家系は途絶える。
・いい人。
・自分の出来る精一杯を惜しみなく頑張った人。
・8代~10代辺りが国民としては過ごしやすい。
生没年489~55/在位年524~554(30)
名前の意味:剛健/称号:雄王
唯一、王家出身ではない王。身分の低い貴族から武勇でのし上がり、先王アブルの一存により王位に就く。
だが議会は全会否決し、一時は紛争になりかけたが、当時存命だった神王フィーがダイラットを容認し、無事王位を継ぐこととなる。以後、彼はその手腕を遺憾なく発揮し、テルミナ王朝を通じて最も広い版図を得ることとなる。
最も多くの側室がいたが、能力のない者に権威を与えることはしなかった。
・名前の通り。この人も男が惚れる男。たぶん。
・ヴァロイと最も立場が近く、それ故に同じだけのことをしでかしている。
・強引な手腕だが、他国との講和を力ずくで優位にしたのは彼の功績。
・奥さんとは不仲。ほかの女性との間にもいっぱい子供はいるが、その家系はほとんどが断絶している。
・子供は道具。父親としては最悪。王としては最高。
・王朝が崩壊した原因のひとつでも、ある。
生没年523~571/在位年554~571(17)
名前の意味:防衛/称号:甲王
王としては消極的であったが、神子ローリスが戦場に出ることを好んでいたため、そのサポートに廻ることが多かった。
元々慎重派であるため、性格的には合っていたと言える。
ローリスとは性格の相違があったにも関わらず仲が良く、彼を立てることに終始し反論することは無かったという。
・父親が苦手だった。恐がり。
・ローリスには憧れ反面嫉妬もあるが、それでも仲良し。
・正妃一人しか持たなかったのも、父が反面教師。
生没年540~576/在位年571~576(5)
名前の意味:渇望/称号:愁王
ダイラット王の長子の家系であり、他に優れた者がいないことから、議会の承認により位を継いだ初の王。
多くの子があったが、いずれも早世であり、荒淫により自身も36の若さで死亡する。
・焦りすぎて自滅。そんな人。
・そして予言に振り回された。
・子どもは死んだと言うより…。
生没年557~629/在位年576~629(53)
名前の意味:尽力/称号:理王
・流され体質。
・が、それが良い方向に行ったのは人徳か強運か。
・努力はちゃんとしてました。
生没年593~630/在位年629~630(三ヶ月)
名前の意味:堅牢/称号:季王
ヴェオダンの孫に当たる。先王の長い治世により中年になって王位を継ぐ。
既に他国との戦で多くの戦功を立てており、戦地において王位を継承する。
だがわずか三ヶ月にして息子と共に戦死。この為、しばらく王は空位が続いた。
・何て言うか不運な人。
生没年637~695/在位年【神子】650~690(40)【王】650~695(45)
名前の意:偉大/称号:大神王
テルミナ王朝の最後の輝かしい時期はこの王と共に語られる。
神王と同じく、神子で有りながら王であった。
民衆からの支持も高く、彼を讃える壁画や詩、像などもあった。
貿易も盛んに行い、各地の名産品を集めた市は最大の賑わいとなった。
その一方で勢力を広げ、国はますます豊かになったという。
・実際は誉められるほど立派な王でもない。
・過去の遺産はこの時代に使いきり、崩壊への舵を切ったのもこの王。
・顔は良いが性格は傍若無人で自分勝手。
・しかし歴史書はそれらの事実を覆い隠している。
・褒められるのは有能なら家臣と性格合わなくても使ったことだけ。
生没年657~707/在位年690~707(17)
名前の意味:屑/称号:愚王
偉大なる父王の陰に隠れ、災厄を招いた最後の王。
王子であった頃から国政に参加はしていたが、彼の関わるところ不幸があるとされた。
国民からの支持も低く、議会が政治をほしいままにしたために怨嗟の声が高まった。
クーデターを起こされ、首を斬られても嘆く者は一人もいなかったという。
彼の唯一の功績は、神子たるレマノをもうけたことのみである。
・不遇の王子。何をしても報われなかった。
・彼だけが悪いわけではないが、すべての負債を背負わされた人。故に心は歪んでいく。
・レマノの存在は心を安んじさせると同時に、畏怖をも覚えさせた。
・元々の性格は穏やかで好奇心の強い、熱心な人。あと若い頃は顔が良い。
・最期の時は、それでも彼なりの安らぎを得たのかもしれない。
生没年290~336/在位年317~336(19)
名前の意味:変異/称号:権輿の神子
幼少の折に神聖カシェル王国の滅亡を予言したために、家族を殺され、自身も追われる身となる。
ヴァロイとの出会いにより救われ、彼の伴侶として、また預言を告げる者としてテルミナ王朝を作り上げる片翼となる。
彼女の預言がテルミナ王朝の神性を高め、強固な国を作り上げることとなった。
紫の瞳の発現は彼女が最初であり、以後、神子の位は紫の瞳を持つ者が継いでいくこととなる。
・預言に関する経緯から、警戒心が強い。
・強引なヴァロイに惹かれたのは恋心も打算もあり。
・元は優しい娘。ゆえに後年は家族関係に心を悩ませる。
・年増になった後は色気重視で。
生没年308~363/在位年336~363(27)
名前の意味:背骨/称号:指針の神子
ネフィとヴァロイの子で唯一紫の瞳を持っており、その為ヴァロイ王の意向により神子を継ぐ者となる(故に、以降の代では紫の瞳を持つことが神子継承の条件となった)。
「コブナックの血は王家に残すべからず、神子を継ぐべし」というヴァロイの遺言に従うも、次の代で破られることとなり、コブナックは死の間際までそれを悔いていたという。
・長男っぽい人。
・顔は母親似。
生没年338~366/在位年363~366(3)
名前の意味:敬愛/称号:芳潤の神子
コブナックの長女であり、非常に聡明で美しい女性であった。
弟王が戦いよりも講和で平和を勝ち得たのは彼女の影響が強かったという。
・実際は目先しか見えない。国家の上に立つ器ではない。
・女らしく口は良く廻る。
・倫理観ももうちょっと高ければ、後の悲劇(或いは喜劇)は起こらなかった。
生没年356~386/在位年366~386(20)
名前の意味:可憐/称号:嘆愁の神子
美しかった母によく似ていたが、母が朗らかな美人であったのに彼女には何故か影があったという。
病弱であり、それまで行われていた神託の際の舞踊をほとんど行わなくなり、そのせいか予言の数は減少する。
非常な難産であり、そのため子を産み落として後死亡する。
・親の犠牲者。この人が一番嫌いなのは実の両親だろう。
・神経は細かった、と言うかそうならざるを得なかったというか…。
生没年386~406/在位年386~406(20)
名前の意味:真実/称号:美俗の神子
母である神子が自分を産み落としてすぐ死亡したため、生まれた頃から神子の地位に就く。
母に似て病弱ではあったが、5代王ルゥと兄弟のように仲が良く、慈しまれて育ったためか、早世ながら次代の神子をもうけることが出来た。
舞踊による神託が途絶えたことを危惧し、復活を望んでいたため、音楽や舞踊を奨励した。
・出生の秘密あり。
・どちらにしろ神子であることには変わりなかったわけだが。
生没年402~450/在位年406~450(44)
名前の意味:踊り/称号:舞踊の神子
最も踊りが得意であった神子と言われる。そのため国民は彼女が踊る国をあげての祭りに大挙して押し寄せたという。
しかし事故により負傷し、子を産めない体になってしまったため、彼女は王レンディスに多く子を作り、紫の瞳を得るよう強く要請した。彼女の事故により、以後神子の舞踊は禁止される。
・ほやんとした天然娘。
・お父様を尊敬している。可愛い子ではある。
・シャーマンとしては、彼女が最もそれにあたる。良いか悪いかは…。
生没年442~471/在位年450~471(21)
名前の意味:包括/称号:篤実の神子
傍系で有りながら紫の瞳であったため、クナの養子となった。
舞踊は好まなかったが、神託に対して真摯に取り組み、神託をしたことで国民の心を安んじさせた。
政治にあまり口を挟まず、神子としての務めを重視した。
だが子どもを残すことはせず、妻帯もしなかった。クナにより幼い頃に婚姻をさせられているが、結婚に値せずとして後に自ら破棄している(相手の女性はのちにとある貴族と結婚)。
シェリが産まれた際は非常に喜び、多くのことを自ら教授した。
・クナばーさんがあんまりうるさいので辟易してました。
・苦労性だったのか早死に…。
生没年458~475/在位年471~475(4)
名前の意味:至宝/称号:祝福の神子
父王である8代に尊崇と大きな愛を受け、また神託も言祝ぎの内容が多く、そのため多くの民からも慕われた。
快活で誰からも好かれる人柄であったが、わずか17歳にして突然死。国葬は盛大に行われ、三日三晩、王国全土は悲しみの声で包まれたという。
またテルミナ王朝の権勢が王から神子へと移っていくのは彼女が端緒である。
・元気いっぱいのお姉ちゃん。いい子。もっとも良い親子関係を築いている。
・それ故に、妹について心を悩ませる。
・神女の中で一番胸がでかい。
・露出度も高い。(時代の流れのせいもある)
・彼女の行動が後、テルミナ王朝を狂わせた一つの原因でもある。
生没年485~503/在位年500~503(3)
名前の意味:真理/称号:細流の神子
繊細な性格であり、病気がちであまり表に出ることはなかったが、多くの予言をしたとされる。その中には「滅びの予言」もあったというが、定かではない。
・神経質って言うか被害妄想ひどい。
・繊細とは誉めすぎである。
・彼に使えた神官たちは大変だったろうな…。
・残した予言が一部現実となったのは偶然か故意か。
生没年507~550/在位年524~550(26)
名前の意味:叡智/称号:深慮の神子
思慮深く、ダイラット王とも親しく、王に押し上げたのは彼の一言が大きかった。
ダイラット王とケルティンの頃が国力や情勢から見てテルミナ王朝の最盛期である。
・切れ者。だが冷酷。
・女は顔で選ぶ。神殿をハーレム状態にしたのはこの男。
・男のくせに露出度高い。ナルシストめ。
・多くの粛正を行ったが、それは歴史の影に埋もれている。
生没年531~587/在位年550~587(37)
名前の意味:繁栄/称号:剛胆の神子
豪放磊落な性格で、自ら戦場に出た唯一の神子である。
前王の死去の際、議会の反対を無視して恩赦と称し捕らえていた盗賊団を解放する。後にその盗賊団は、神子が他国討伐の際、危機から救ったとして、その戦で得た領土を与えられる。
・いい男。見かけにそぐわず頭も良い。
・男女問わず好かれるタイプ。頼りになります。
・父親とはタイプが両極端に違う。
生没年561~601/在位年587~601(14)
名前の意味:遵奉/称号:衆智の神子
具体的な予言はほとんど無く、抽象的で難解な予言が多かった。その為、たびたび議会は解釈を巡って紛糾する。
一方で詩や歌舞音曲を好み、文化事業が著しく発展する。
謎の転落死を遂げる。
・詩人と言えば聞こえは良いが、要は難しい言い回しが好きなだけ。
・分かりやすく説明出来なきゃ身にはならない。と言うのを知らない人。
・死因は火サス。犯人は…。
生没年582~631/在位年601~631(30)
名前の意味:寵児/称号:光彩の神子
9代・16代を除けば最も長く神子の地位にあった。
彼がした予言は非常に具体的であり、またその的確さは類を見ない
・策謀家。
・テルミナ王朝を宗教国家と断じると、最もトップにふさわしいかも知れない。
・したのは予言ではなく、隠密調査。
生没年627~650/在位年631~650(19)
名前の意味:期待/称号:瞬逸の神子
わずか4歳にして神子の地位に就き、その2年後にはルバル王の死亡により仮王となる。だが正式に王位を継ぐことはなく、それは若年が理由ではあったが、実は議会が権力の集中を避けるために拒否していたためであり、民衆がそれに対し王都で暴動を起こす。
加えて他国の侵略も重なり、領土を削られ国内が荒れたため、それを苦に自害する。
・名前負けのタイプでした。
・王になれなかったのは、若いのと器ではないと判断されたため。
・唯一の自殺者。王が死ななければそこまで追い詰められずに済んだ。
生没年689~707/在位年695~707(12)
名前の意味:なし(不明)/称号:滅びの神子
最後の神女。彼女が名に意味を持たないのは、父王イファルに寄るところである。
祖父である16代の死後、幼くして神子の位を継いだためか、非常に物堅く周囲にも笑顔を見せなかったという。
彼女はもっとも予言が少ない神子であり、そのうちの一つが「滅びの予言」である。10代神子ウートがしたものという説もあるが、それにより彼女は「滅びの神女」とも呼ばれる。
テルミナ王朝を崩壊せしめた地震により命を落とす(これは発掘調査の際、崩れた神殿の瓦礫の下に彼女の物と思われる装飾品が発見されたため判明した)。
・名前には本当は意味があるが、それを知るのは父のみ。
・数代にわたって男の神子が続き、本来神女の役目であった舞踊も絶えて久しいため、あと父の意向により、服装は限りなく露出度が低い。スタイルは良いのだけど。
・彼女の瞳が紫では無かったら、歴史は大きく変わっていたかもしれない。